中国人スタッフが「假的iPhone(偽モノ)買ったよー」と言うので見せてもらいました。ケースは本物を流用しているようなので、電源Offの状態では本物っぽく見えます。・・・が電源を入れると液晶の質が非常に悪いのが分かります。発色が悪く全体的に白っぽく見え、また視野角も非常に狭いです(「覗き見防止液晶」だったりして)。
スタンバイ状態から起動する際のタッチパネルスライド操作や、ホームスクリーンのアイコンなど、それなりに似せて作り込んではいますが、この機体が積んでいるCPUには負荷が大き過ぎるようで、「ガタガタ・・・」とコマ送りのようにスクロールします。既に「スクロール」ではないとも言えます。
本来Docコネクタがある場所にはUSBミニB(メス)のコネクタが。確かに汎用性の低いDocコネクタよりはUSBの方が良いですよね。パーツ代も安いでしょうし。もしかしたらDocコネクタにはAPPLE社の特許があるのかもしれません。
所詮偽モノですから期待しても仕方が無いのですが、全体的に作り込みが甘く、ネタとしても欲しいとは思えないレベルのものでした。それにしてもこんなものまで作ってくる中国パワー、恐るべしです!