2008年6月24日火曜日

短いフレーズで中国語を学ぶ



もう2年以上お世話になっている中国語の先生にお願いし、中国語のテキストを選んで貰いました。
ポイントは以下の通りです。

1.いわゆる「教科書の中国語」ではなく普段の会話で使える言葉が記載されているもの
2.飛行機移動中にさっと取り出して読める、シンプルな内容のもの

そこで登場したのが上の画像の本。さすが僕の信頼する先生、いいものを選んで下さいました。見開きが1セットになっていて左側に日常会話でよく使うフレーズ、右側のページにその例文が記載されています。そのフレーズも「まじで?」とか「また根拠もないことを・・・」とか、使えそうなものが満載。

毎週日曜日に受講している中国語レッスンでは、文法と会話を中心に「ビジネス中国語」を学び、それ以外の時間帯でこういったフレーズや単語の語彙を増やすようにしていきたいと考えています。

僕が常々感じているのは「外国語力は単語力」という事です。もちろん文法も発音も大切ですが、単語力(語彙の豊富さ)があれば「意思の疎通」が容易になります。文法はめちゃくちゃでも、この「意思の疎通」さえ出来ればそこから正しい文法や発音を学ぶことは可能です。

日本の学校で長年英語を勉強してもなかなか「話せる英語」にならないのは、この「意思の疎通」に対する指導や意識が少ないからではないかと僕は思っています。もちろん、日本の英語教育は文法をしっかり教えるので、非常に良い点もあります。日本で普通に生活していると英語を使って会話する機会も必要も少ないし、それよりは英語の書類を読んだり、メールを英語で書ける文法力の方が役立ちますもんね。

よく「だから日本の英語教育は駄目なんだ!」という人がいますが、少なくとも僕の周囲の「そういう人」は外国語学習に真剣に取り組んでいるようには思えないです。僕はいわゆる「普通の、日本の英語教育」しか受けていませんが、音楽を聴いたり映画を観たりと、楽しみながら英語を学び、まあそれなりには英語(最近は中国語が多いけど)を使って生活しています(ビジネスレベルとは言い難いですが)。

「中国語学習」という趣旨から大幅に脱線してしまいました(汗)。
要するに外国語は「ツールであって目的ではない」、という事だと思います。外国語を学ぶ事自体が目的になっちゃったら悲しいよね。